ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、春日大社の参道(一の鳥居と飛火野の間。参道から国立博物館方面へ抜ける道のあたり)に一風変わったムクロジの木があります。
これは参道側から見た写真。
横に回り込んで撮ったのが次の写真。
さて、どう変わっているかお気づきでしょうか?
アップにしてみます。
この様に、木の中から竹が生えています。この写真は2010年4月中旬に撮影。
参道の脇にあるためか、以前は気付く人も少なく、知る人ぞ知る存在でした。
しかしいつの間にやら説明の看板が立てられ(1枚目の写真)、最近では、写真をとったり、ガイドさんが就学旅行生に案内している光景などを、度々見かけるようになりました(もっとも、看板は竹が生えていることに触れていませんが)。
そして次の写真は2010年5月中旬の撮影ですが・・・
よく見ると新たにもう1本、竹が生えてきています。
一体どこまで増えるねん(笑)
そして今度は遡ること約8年。恐らく2002年2月頃に撮影したのが次の写真です。
竹はまだ1本しか生えていませんでした。
これをアップにしたのが次の写真。
(この2枚の写真はフィルムで撮影したものですが、日付等のメモを残しておかなかったので、正確にはいつ撮影したのかは分かりません。しかし他のコマや自分の記憶を総合すると、多分2002年2月頃の撮影であろうと思います)
というわけで、この10年ぐらいの間にこういう状態になったんじゃないかなと思います。
ちなみに昨年から今年のはじめにかけて BS-TBS で【にっぽん百景】大和路 まほろばの郷という番組が放送されましたが、この第4回目の放送(だと思う)でもチラッとこのムクロジの木のことが紹介されていました。
で、この番組、6月7日から再放送されるようです。 なかなか面白いので、未見の方は是非見てみて下さい。 って、別に TBS の回し者じゃないですよ(笑)
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