山焼き前の若草山一重目
[写真1]
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というわけで、今年も昨日に若草山焼きが行われましたので、山焼き前後の風景を比較してみたいと思います。
ちなみに今年は通常の山焼き撮影はしておりませんので、山焼きの記事は今回のみです。
さて、この写真は春日野園地から撮影したもの。これが山焼き後には・・・
山焼き翌日の若草山一重目
[写真2]
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ほ、殆ど焼けていない・・・(笑)
今年の山焼き当日は点火の数時間前から小雨が降り始め、点火直前の花火が始まる頃に雨脚が強まり、コンディションとしては最悪に近いものでした。
黄色とオレンジの楕円で囲ったあたりが少し焦げているのが分かりますね(他にも少しだけありますが)。
山焼き翌日の大宮橋から
[写真3]
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本当は平城宮跡から撮りたかったのですが、若草山に登った後に平城宮跡まで歩くのはちょっと時間的に足りなかったので(笑)、ちょっと楽をして新大宮から撮りました。
先ほどの写真2で黄色く囲ったところと同じところに黒焦げが見えますが、他はちょっと確認できない状況です。つまり二重目・三重目は一重目以上に燃えていないように見えます。
山焼き翌日の若草山麓から
[写真4]
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オレンジ色で囲ったあたりが写真2で同じくオレンジ色で囲った部分と同じあたり。ほんとにチョロッとしか焦げてませんね・・・。
山焼き前の若草山山頂からのパノラマ
[写真5]
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(2018×649pix、520kb)
ちょっと雑なパノラマ写真ですが、山焼き前の様子はこんな感じ。
山焼き翌日の若草山山頂からのパノラマ
[写真6]
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(1807×640pix、421kb)
画面下の黒くなっている部分は三重目の影です。朝に撮影したもので。
というわけで・・・こちらは全くといってもいいほど焼けていません。
二重目の一部分、水色で囲った部分をピックアップしてみます。
ちょっと白っぽく見えているのは、どうやら雪のようです。
2013年の山焼き後
[写真10]
(初出:若草山焼き2013 ビフォア・アフター(オマケもあるでよ))
参考までに2013年の山焼き翌日の写真です。このくらい焼くんですよね、本来は。
山頂駐車場から展望台への道(山焼き翌朝)
[写真11]
こんな感じで積もっているというほどでは無いにしろ、山頂には所々雪がありました。
というわけで、今年の山焼きは殆ど焼けていない状態で終わってしまったようですね。後日焼き直しが行われると思います(追記:通常、焼き直しは平日の昼間に行われます。当日は一般人の入山も規制されます)。
最後にちょっとオマケ。
東大寺二月堂と花火
[写真12]
山焼き当日の私はあちこちブラブラしていたんですが、花火が始まった頃には二月堂のあたりに居ました。
で、二月堂の下から花火が見えるかな~と思って撮ってみたのがこちら。
もうちょっと上に上がってくれたらいい感じの絵になったんでしょうけど、これはこれで面白いですね。
[写真13]
以上で2016年のビフォア・アフターは終了!
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コメント
コメント一覧 (2)
年によってこんなに焼け具合に差が出るんですね。焼き直しでもまた色々と準備が要るでしょうし、一発で綺麗に焼けてくれないと手間が大変そうですね。
私も地元民として分かっていたつもりだったんですが、
この記事を編集する際に過去記事を参照していて、
年によってこんなに焼け具合が違うもんなんだな~と
改めて思った次第です。
焼き直しも1回で済まない場合もありますし、
関係者の皆さんのご苦労は毎年大変なものだと思います。