若草山焼きと東大寺二月堂、オリオン座
写真1
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1/24 に行われた若草山山焼きを撮影してきました。山焼きの本格的な撮影は2年ぶりです。

前回の撮影時は春日野園地から(若草山焼き2013)でしたが、今回は一番下に東大寺二月堂、その上に山焼き中の若草山一重目、花火、背景の夜空にオリオン座などの日周運動を写し込んでみました。

前回の撮影で山焼き撮影のオーソドックスな事は大体やってしまって、あとは撮影場所を変える程度でやることは同じ・・・となってしまうので、それは個人的に面白くなく(その割に寒いししんどい・笑)、なんか面白いネタでも思いつかない限り、もう山焼きの本格撮影はしなくてもいいかな~と思っていたのですが、普段からやっている星空撮影もぶっこんでみようと思いついて、今回のこの絵になりました。

当日は天気も良く、だいたい当初予定した通りの撮影ができたのですが、オリオン座の撮影中に雲が出て来てしまって、オリオン座をもう少し右上に配置したかったのが出来なかったこと、そしてその影響で大きめの花火をほぼ合成できない状況になったのが、ちょっと心残りですかね。

でもまあ、個人的には満足しています。

星の日周運動を背景に入れ込んだ山焼き写真って、今までなかったんじゃないかな。少なくとも私は見たことがありません。

当然のことながら星も花火も山焼きも肉眼ではこのように見えることはありません。

この画像は、花火の写真を3枚、山焼きの写真を1枚、星と二月堂の写真を41枚、合計45枚を比較明合成し、少しトリミングしたものです。

二月堂と山焼きとシリウス
写真2
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花火前だったと思うんですが、ちょうど若草山の背後からシリウスが昇ってきました。この写真はそれからだいぶ後の撮影ですから、ちょうどいい高さまで上がっていたので、こうして一緒に撮ってみました。

燃え盛る若草山と二月堂
写真3
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まるで二月堂のすぐ背後まで火の手が迫っているかのようにも見えますね(笑)

もちろんそんなことは無くて、いわゆる望遠レンズの圧縮効果のためにそう見えるだけなんですが。

火の勢いが衰えてきた
写真4
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この撮影場所から見えているのは一重目のみだったのですが、点火されてから一気に燃え上がり、10分弱ほどで炎が殆ど見えなくなってしまいました。

というわけで、山焼きそのものの写真はここまでで、毎年やっている「山焼きビフォア・アフター」(→ 若草山焼き2015 ビフォア・アフター)と、今回撮影した二月堂とオリオン座の日周運動等(→ 奈良公園で星見 vol.37 東大寺二月堂とオリオン座)の写真は後日別記事で改めて載せようと思います。

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