8/12の夕方にあった「スピカ食」の撮影をしてみました。
スピカ食の詳細は、例によって下記リンク先を参照してください(笑)

2013年8月12日 スピカ食
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2013/201308/0812/
日の入り頃にスピカ食 2013年8月12日 -つるちゃんのプラネタリウム
http://homepage2.nifty.com/turupura/new/2013/2013_spica/new1308_05.html
国立天文台 | ほしぞら情報2013年8月
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2013/08.html

簡単にいってしまうと、1等星のスピカを月が隠してしまう現象をスピカ食といいます。
上記の「つるちゃんのプラネタリウム」の説明にもあるとおり、月が恒星を隠すこと自体は珍しい現象ではありませんが、1等星を隠すことは珍しく、せっかくなので撮ってみました。

なお潜入(月がスピカを隠し始めること)の時刻には空が明るすぎてスピカが写りませんでしたので、撮影は出現(月の背後からスピカが出てくること)からとなりました。
また最初の4枚の写真は300mm相当の画角(フルサイズ換算)で撮影したものを等倍で切り出したものです。

19時24分
写真1
[写真1]

出現直後の写真です。
矢印の先にスピカがかすかに見えています。
分かりにくいね(笑)

この辺の綺麗な写真が見たい方は下記リンク先へどうぞ。
AstroArts投稿画像ギャラリー: 特集:2013年8月12日 スピカ食
http://www.astroarts.jp/photo-gallery/special/230

19時26分
写真2
[写真2]

この時点ではスピカが月と離れているのがハッキリ見て取れます。
月の明るい部分は露出オーバーになっちゃいましたが、地球照も写っているのでこの写真をチョイス。

19時29分
写真3
[写真3]

20時55分
写真4
[写真4]

出現から1時間半ほど経過して、これだけ離れてしまいました。
月もだいぶ低空に降りてきたので、大気の影響を受けて赤みを帯びてきました。

ということで、アップの画像はここまで。

東大寺大仏殿の鴟尾とスピカ食直後の月、スピカ
写真5
[写真5]

19時45分の撮影。

「食」の綺麗な写真はキチンとした機材を持っている全国の方々が撮影してくれるでしょうから、私は私で奈良でしか撮れない絵を撮ろうと思って撮ったのがこれ。

東大寺四月堂と月、スピカ
写真6
[写真6]

19時59分の撮影。

東大寺大仏殿と月、スピカ
写真7
[写真7]

20時52分の撮影。

スピカは少し見づらいかもしれません。
だいぶ低空まで降りてきたので、薄い雲や大気の影響を受けて見えにくくなってしまいました。

※他の天体写真は「天体写真」タグからどうぞ。

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