先月から撮りためていた星景写真を載せていこうと思います。
今回は東大寺鏡池から撮影したものを集めてみました。

写真1
[写真1]

10秒×129枚(合計21分30秒)の比較明合成。

大きめの写真はこちら

フィルムで撮ったときのは次のページにアップしています。
奈良公園で星見 vol.1 東大寺大仏殿と北天

構図や画角は違いますが露光時間やISO、F値はほぼ同じ(デジタルとフィルムでは同じ言葉でも意味合いがちょっと異なるものもありますが)。
でも星や空の写り方が全然違う。
どっちがいいかは好みの問題ですね。

写真2
[写真2]

30秒×64枚(合計32分)の比較明合成。

フィルムで30分露光をすると空が露出オーバーになってしまうんですが、デジタルでこのように比較明合成を使う前提で撮影するとバッテリーやメモリがもつ限り一晩中でも撮影できますね。

工夫すればもっとたくさんの星が写るかもしれないですが、あまりたくさん写っても絵的に綺麗じゃないと思うので、個人的にはこのくらいで丁度いいと思ってます。

写真3
[写真3]

5秒×387枚(合計32分15秒)の比較明合成。

なら瑠璃絵の期間中でライトアップされているときに撮影。

大仏殿の少し上をかすめるように通っている光跡は国際宇宙ステーション(ISS)のもの。
この日は風がほとんど無くて、ひょっとしたらISSや星の光跡が水面に映るんじゃないかと期待して池を大きめに写し込んでみたんですが、残念ながらそうはなりませんでした。
一番手前の水面が茶色くなってますが、松の落ち葉などが流れたせいじゃないかなと。

また上の方にも縦に走る光跡が少し写っているんですが、流星かもしれないですね。

ちなみにISSは昨年大極殿と一緒に撮ったものを載せたことがありますね~。
平城宮跡から星を見る

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