今年3月下旬のシュマイケルちゃん
[鹿1]
実は前回のエントリーにアップした写真を撮った際、私はちょっとした異変を感じていました。
それは、座っていた場所がいつもと全然違っていたことと、少し元気がないかな~という事でした。
が、その時は「たまたまだろ」「体調の悪い日だってあるだろ」と思い、そんなことも忘れたころにまた奈良公園へとやって来たのでした。
その時に撮ったのがこの1枚目の写真です。
上から撮ってみた
[鹿2]
毛並みが良くないなあ。
横顔
[鹿3]
若干やつれた感じはするけど、大きな違和感はない。
正面から
[鹿4]
う~ん・・・良く分からん。
その日の夕暮れ
[鹿5]
春日大社の方へと帰っていく時の後ろ姿
やっぱりやつれた感じがします。
[鹿6]
まあでも、鹿せんべいを差し出すと喜んでパクつくし、食欲は普通にあるようでした。
横断歩道を渡る鹿達
[鹿7]
最後尾にシュマイケルちゃん。
渡りきったところにある溝で水をゴクゴク
[鹿8]
美味しそうな音を立てて飲んでいた
[鹿9]
ちなみにやつれた鹿を見かけること自体は、それ程珍しいことではありません。頻繁にではないですが、時々見かけます。
大丈夫かな~と思いつつ、春日大社参道方面へと歩いていくシュマイケルちゃんを見送り、私もその日は帰宅しました。
そして翌日、気になるので夕暮れ近くになってから再び様子を見に来てみました。
いつもの場所に座るシュマイケルちゃん
[鹿10]
一気に老け込んだようにも見える
[鹿11]
でも相変わらず鹿せんべいはよく食べた
[鹿12]
[鹿13]
暫く他の所を歩き回った後に戻ってみると、立ち上がっていました。
う~ん・・・
[鹿14]
この日撮った、最後の1枚
[鹿15]
結局これが、(今のところ)最後のシュマイケルちゃんの写真ということになっています。
以来4ヶ月間、一度も姿を見かけていません。
奈良公園で鹿達を観察していると、大抵の鹿は顔がそっくりで、個体を見分けることは困難なのですが、こうして分かり易い特徴を持っているが故に、たまに顔を覚えてしまうこともあります。
鹿達は大抵同じようなエリアで生活しているものですから、同じようなところに行けば、大抵その顔を覚えた鹿も見つかります。
ですが、その鹿が突然姿を消すことも間々あることで、驚くほどの事ではありません。この間まではあっちのエリアにいたのに、今はこっちに生活のベースを変えたのかということも時々あります。或いは、病気や事故に遭うなどして、鹿苑に保護されたという事もあるかも知れません。
たぶんシュマイケルちゃんも、どこか別の場所に引っ越していったのでしょう。それは近いところかも知れないし、とてもとても遠いところかも知れない。
いずれにせよ、どこか別の場所へ引っ越していったのです。
もしかしたらこの先、奈良公園を散策しているときに、どこかの木の陰からひょっこりと姿を現すかも知れません。
というわけで、私はこの記事を、シュマイケルちゃんシリーズの最終回としないことにしました。
さて。
話はこれでは終わりません。そんなこんなで色々と写真を漁っていたところ、妙な鹿の写真を見つけました。
それがこれ
[鹿16]
に、、、、、似てる!?
[鹿17]
目がクリックリだけど、毛並みや顔の雰囲気がシュマイケルちゃんに似ているような気がする。
ちょっと考えたら分かることですが、シュマイケルちゃんはそれなりの年齢の雌鹿なので、これまでに何頭かの子供を産んでいても不思議はないんですよね。
それが雌鹿だったなら、似ている鹿の1頭や2頭、この辺りに住んでいても不思議ではないわけです。
そしてこっちの鹿ちゃんはちょっと微妙(笑)
[鹿18]
でも、とろりんまなこがシュマイケルちゃん譲り・・・に見えなくもない。
この子は冬の間に時々見かけました。
[鹿19]
これは今後追っかけてみたいところなのですが、只今絶賛夏毛中なので、正直見つける自信はありません(笑)
冬毛になった秋以降に追っかけてみることにします。
というわけで
シュマイケルちゃん、またいつか!
[鹿20]
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