それは、母さんと一緒に散歩している時のことだった。
母さんは茶色い円盤に夢中になって、僕の側から居なくなってしまった。
母さ~ん! 何してるの!?
あの茶色い円盤は何!?
母さん帰ってきてよ!
どこに行っちゃったんだろう…
子鹿A「まあ芝生でも食って元気出せよ」
子鹿B「ムシャムシャ…」
うん分かったよ。
ありがとう! 母さん探してくる!
子鹿A「いってらー」
子鹿B「ムシャムシャ…」
母さーーーん!
母さーーーん!
母ちゃん!!
母さーーーん!
子鹿B「ムシャムシャ…」
母さん……?
やっと逢えた!!
やっぱり母さんの側が一番だ。
-------------- おわり --------------
注)
鹿は色盲らしいので、「茶色い円盤」という認識は出来ないはずですが、そこはまあ突っ込まないということでひとつヨロシク(笑)
フィルムで撮影したコマ(色の調整が不十分)や、デジタルズームを使っているコマ(画質が悪い)も使用しているので、全体的なバランスは宜しくありませんですゴメンナサイ。
また、撮影場所も結構バラバラです。
この話はちょっとだけ事実が含まれているフィクションです。さて、どの部分が事実なのでしょう?(笑)
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コメント
コメント一覧 (2)
「母さんはここにいるよ!」って抱きしめそうになりました(涙)
母さんに会えてめでたしめでたし、、、
3~5枚目の写真の子鹿は、実際に母親のことを呼んで鳴いています。
可哀想なんだけど、ちょっと微笑ましかったです。