7/20のネオワイズ彗星
写真1
[写真1]

7/19に引き続き見ることができたのですが、薄雲越しに辛うじてという状況だったのでクッキリとは見えず。早々に撮影を終了することとなりました。

ネオワイズ彗星は23日に近地点を通過し、今後は地球からどんどん離れて行ってしまうので、今まで以上に見づらくなります。

私は固定撮影でやっているのでそろそろ限界かと思いますので、結果的にこの日が撮影収めという事になりそうです。

あとは赤道儀等のちゃんとした機材をお持ちの方々にお任せ!

それにしても1日ぐらい快晴の状況で撮影したかったな~。

というわけでこれ1枚だけではなんですので、今年撮影してブログには未アップとなっている天体関連の写真を幾つか紹介したいと思います。

若草山から水星
写真2
[写真2]

6/8の撮影。右下にうっすらと東大寺大仏殿が写り込んでいます。

これではどこに彗星が写っているか分かりづらいと思いますので次の1枚へ。

写真3
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下の雲間に2つの星が写っていると思いますが、左の明るい方が水星です。

文字入り
写真4
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写真5
[写真5]
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Stellariumでのシミュレーション。

東方最大離角の数日後だったのでやや暗くなっていたのと薄雲の中ではありましたが、なんとか写ってくれました。

オリオン座
写真6
[写真6]

2019年と2020年の比較。

昨年末あたりからオリオン座のベテルギウスが異常に暗くなるという現象が天文界で話題になっていて、ひょっとしたら超新星爆発の前兆現象ではないかといわれていた頃に作った画像です。

2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ - アストロアーツ
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11087_betelgeuse

たまたま昨年の1月に撮影していたオリオン座の画像と比較してみましたが、ベテルギウスは確かに暗くなっているのですよね。

このあとベテルギウスは明るさを取り戻し、最近になって光度が低下した原因は巨大な黒点が原因ではないか、との研究結果が発表されるなどしています。

ベテルギウスの減光は表面に生じた巨大な黒点が原因だった? | sorae
https://sorae.info/astronomy/20200701-betelgeuse.html

木星とガリレオ衛星
写真7
[写真7]
(画像をクリックで拡大)

7/19にネオワイズ彗星を初めて撮影した日、彗星が雲に隠されて手持ち無沙汰になった時にふと南東の空に目をやるとひと際明るい星(木星)が見えました。

たまたま望遠レンズをつけていたものですからなんとなくカメラを向けてみると、ガリレオ衛星が綺麗に並んでいて面白かったので撮ってみました。

写真8
[写真8]
(画像をクリックで拡大)

カッコ内はそれぞれの光度です。

ガリレオ衛星についてはこちらを参照してください。

ガリレオ衛星 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E8%A1%9B%E6%98%9F

写真9
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(画像をクリックで拡大)

Stellariumでのシミュレーション。

今回は結構適当に撮影してしまったので、その内もう少しちゃんと撮ってみたいです。

※他の天体写真は「天体写真」タグからどうぞ。

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