36.2℃!
写真1
[写真1]

全国的に暑すぎるよねというわけで、温度計持って奈良公園に行ってきました。

奈良公園の暑さはどんなもんやねん。

今回使用した温度計はもともと水槽用のもの(だからセンサーの所に吸盤がついている)ですが、室温測定にも使えると説明書には書いてありました。

まあ1000円ほどで買ったものですし、そんなこんなで精度的な事については突っ込みなしという事で一つよろしくお願いいたします。

さて、今回は各写真に撮影日時を載せています。奇しくもこの日の最高気温(38.1℃)は奈良の7月の観測史上最高記録となりました。そんなとても暑い日のお話です。

この1枚目の写真を撮影したころは、気象台の観測では37℃(参照:気象庁)だったみたいですね。

浅茅ヶ原園地の木陰、地表から大体1mちょっとぐらいの所では、写真のように36.2度。

暑い。

じゃあ鹿ちゃんが休んでいる芝生の上はどうなのよと思って計ってみると・・・

35.1℃
写真2
[写真2]

おお。1度ほど下がった。とはいえ35℃はやっぱり暑い・・・。

余談ですがここは時間帯によっては日が当たるので、森の中のように1日中影になっているところならもっと涼しいのでしょうね。

では鹿ちゃんの体温は?と思い、ちょっと失礼してセンサーだけ置かせてもらいました。

36.4度
写真3
[写真3]

このやり方だと「体の表面付近の温度」なので「体温」とは違いますが、まあとにかく芝生の方が低めですね。

ちなみに日なたでは・・・

42.2度!!!
写真4
[写真4]

17時過ぎでこの暑さ。芝生の上でもこれは危険。やばい、死ぬ、好物のしかせん食べられへんようになってまう。

じゃあ時々鹿がいるここはどうなのよと、すぐ近くのここで測定。次の写真です。

33.9度
写真5
[写真5]

結構涼しくなった(といっても34度ぐらいあるわけだが・・・)。

ここはどこかというと、奥に見えているのが丸窓亭です。

センサーはここ
写真6
[写真6]

溝の底。

この時は水が枯れていたのでこのような状態ですが、普段は水が流れています。そして溝には鹿たちが時々ハマっています(参照:溝鹿)。この丸窓亭横の溝でも鹿がハマっているのを見かけることがあります。

それにしても水が無くてもこれだけ温度が下がるのね。なら、ここならもっと涼しくない? と思って測ってみたのが次の写真。

浅茅ヶ原園地の池
写真7
[写真7]

水槽用なので水温も測れるよねというわけで突っ込んでみましたが、思ったほど冷たくない。

まあたぶん、岸から近すぎたのと、池自体が浅く流れもあまりないので、こういうことになったのでしょうね。

以上が浅茅ヶ原園地での結果でした。

まとめると、木陰の芝生の上はちょっと涼しい。溝の中はもっと涼しい。日向は危険。鹿せんべいは美味い。もっと寄越せ。こんな感じ。

さて、日付と場所がちょっと変わりまして、次は 7/22 の19時半ごろの浮雲園地。

29.2℃
写真8
[写真8]

ちょうど浮雲園地から国立博物館前へと鹿たちが大量に移動していく時間帯の、芝生付近の気温です(イノシシ出没注意の看板があるあたり)。

鹿たちの大移動については下記過去記事を参照してください。

奈良公園鹿軍団行進中! 鹿スナップ
http://naraphoto.blog.jp/archives/2302603.html
鹿スナップ集 vol.188 ご存じ鹿軍団
http://naraphoto.blog.jp/archives/1061800875.html

そして大移動の末に国立博物館前にいくつかのグループが集結し、ちょっとした夏の名物になっています。

「鹿だまり」という言葉で度々メディア等でも取り上げられるようになりました。こちらについては下記記事へ。

鹿のお気に入りの場所 vol.20 鹿密度高すぎ!
http://naraphoto.blog.jp/archives/1061340236.html

なぜ夏の日暮れ頃になると、このように鹿たちが集結するのかは謎ですが、「博物館前の排気口から涼しい風が出る」ので涼みに来ているのではないかという説もあるので、両方の温度を測ってみました。

この写真8から8分後、沢山の鹿たちが集まっている国立博物館前の排気口近くの気温が次の写真です。

29.9℃
写真9
[写真9]

移動前にいた浮雲園地が(8分前に)29.2℃でしたから、ほとんど変わらないか少し暑いぐらいって感じですね(あくまでこの場所、このタイミングでの値の比較)。

ついでにこの計測をした場所(排気口)から10mぐらい離れたところでの結果が次の写真。

30.3℃
写真10
[写真10]

若干温い。通気口の影響は多少はあるのかもしれないけれど、劇的な差まではない。

というわけで、「国立博物館前に涼みに来ている説」は怪しいと思われます。少なくともこの日に関しては、涼みに行くほどの動機づけがあるといえるような計測結果は出ませんでした。

そもそも夕涼み目的なら、森の中へ直接帰った方がずっと涼しいのではないか、という気がしないでもない。

但し今回私がやったのは機材の面、計測方法の面など結構適当ですし、いろんな気象条件等でも結果が変わる可能性があると思われますので、この記事はあくまでネタとして見ていただければ幸いです。

ネット上の情報をそのまま鵜呑みにしちゃいけないよ。

奈良公園の鹿が鹿せんべい大好きなのは本当だけどね!

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