山焼き翌朝の若草山
[写真1]
というわけで、今年も山焼きの翌日に焼け具合を見てきました。
こちらは春日野園地からの写真。一重目が良く焼けているのが見えますね。
ですが、県庁の屋上からの写真で見比べた方が全体像が分かりやすいので、今回は次のような比較画像を作ってみました。
若草山焼きビフォア・アフター
[写真2]
こうしてみると、西側の斜面に関しては一重目の柵内は良く焼けていますが、二重目、三重目に関しては結構ムラがあるのが分かりますね。
そして次は山頂からの様子を見比べてみます。
山焼き前の山頂から
[写真3]
手前が三重目の斜面、奥が二重目の斜面(東側)です。これは午後の撮影なので逆光になっていますがご了承を。
山焼き後の山頂から
[写真4]
手前の三重目の斜面に少し黒い部分があるのがお分かりいただけるでしょうか。一方で、この写真では二重目斜面の黒焦げはあまり確認できませんね。
こちらも午後からの撮影だったので、二重目の斜面が黒っぽく見えているのは影です。
二重目の左の方(御蓋山に近い方)の斜面に黒焦げは見えるけれども、それ以外はイマイチ焼けていない感じ。
特に右側の二重目入山ゲート付近は全く焼けていません。
この辺の焼け具合の違いは「若草山焼き2015 ビフォア・アフター」と比べると一目瞭然ですので、興味があったらリンク先をご覧ください。
春日山遊歩道から
[写真7]
こちらも最近は毎年撮っている春日山遊歩道から見た若草山の焼け具合。恐らく写っているのは南側登山道の付近だと思われますが、この辺りはそれなりに焼けているようですね。
再び山頂から
[写真8]
[写真9]
山頂の展望エリアから見る限り、所々このように焦げた所はあるものの、やはり派手に焼けたな~という感じはありません。
奥は二重目の南東の斜面。こちらはそこそこ焼けているようです。
[写真10]
[写真11]
このように、山頂の西側斜面には枯れたススキが結構残っているんですよね。
焼けなかったというより、何らかの事情で火をつけなかったのでしょうか。
おまけ
[写真12]
こちらは浮雲園地で撮影したものですが、山焼きの燃えカスと思われるものが公園のあちこちに散乱していました。
山焼きの行われていた当時、風が東から西へと吹いていた証拠でしょうかね(飛火野の"とんど"の灰も結構広範囲に飛び散る事があるので一概にはいえませんが)。
そういえばこの数年、山焼き後の山頂で毎年のように見かけた花火の残骸を今年は見かけませんでした。
[写真13]
というわけで、今年のビフォア・アフターはこれにて終了!
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