日の出前 東大寺南大門
[写真1]
ちょっと・・・どころかだいぶ前の昨年12月8日未明の撮影です。
「奈良公園で星見 vol.46 カタリナ彗星(C/2013 US10)」の撮影を終えた後、日の出までまだ少し時間があったので、夜明け前の東大寺境内を散策した時に撮影しました。
この後、夜明け前後の写真は「紅葉スナップ2015 vol.4 鷺池・浮見堂 日の出直前」に載せた分です。
さて東大寺境内ですが、主要な参道は終夜街灯(ナトリウム灯が多い)が点灯されているため比較的明るく歩きやすいです。ということは、星空と共に撮ろうとすると、この街灯がちょっと邪魔になったりもします。
(注:今回に限った話ではありませんが、写真にはたくさんの星が写っていますが、肉眼ではここまでは見えません)
南大門と星空
[写真2]
南大門の少し上あたりに流星っぽい光跡が写っていますが、これはたぶん流星では無く人工衛星か何かだと思います。
南大門と北斗七星
[写真3]
大仏殿と北天
[写真4]
ハッキリわかる星座はこぐま座ぐらいですかね。ご覧のように大仏殿のライトアップはされていないのですが、回廊中門の辺りにある街灯がかなり明るいです。これが無ければもう少し雰囲気のある写真になるのですが。
いつもの「Stellarium」による写真4撮影時刻のシミュレーション。ちなみにカシオペヤ座は大仏殿等の背後なのでほぼ見えません。
二月堂から奈良市街地の夜景と西の空
[写真6]
(画像をクリックで拡大)
オリオン座と冬の大三角が写っています。
このサイズだと分かりにくいのですが、オリオン座のリゲルもかろうじて生駒山地の稜線のちょっと上あたりに写っています。
「Stellarium」による写真6撮影時刻のシミュレーション。
大仏殿と奈良市街地の夜景、沈むオリオン
[写真8]
(画像をクリックで拡大)
写真6から5分ほどあとの撮影。もうちょっと早くこれを撮っておくべきだった~。
最後はおまけ。東大寺のすぐ東にある奈良公園春日野園地から。肉眼ではここまで星は見えませんが、写真ならこんだけ写ります。
「Stellarium」による写真9撮影時刻のシミュレーション。
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