御蓋山から登る月と金星
[写真1]
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2015年12月8日午前4時半ごろの撮影です。
昨年末あたりから年明けぐらいまでカタリナ彗星(C/2013 US10)が肉眼等級あたりまで明るくなっており、出来たら何度か撮影したいな~と思い、この日撮影した写真も寝かせていたのですが、結局この1回こっきりの撮影となりました。
何故この日に撮りに行ったのかというと、ちょうどこの月の左横辺りに見えるという事で、探しやすいかな~と思ったからです。
カタリナ彗星と月と金星
[写真2]
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といっても、彗星がどこにいるのかまずわからないと思います(笑)
新月の4日前の月なんですが、これが結構明るいんですよね。なので、暗い彗星観測をするにはあまりコンディションが良いとは言えない状況でした。
別の画像を彗星を中心にしてトリミングしてみました。フルサイズ換算で大体800mm相当の画角です。
周りの星の明るさと比べると・・・彗星は大体7~8等級ぐらいの明るさですかね。写真に撮るとモヤっとしているのがカメラのモニター上でも割と分かりやすかったのですが、当然肉眼では全く確認できません。
いつものように「Stellarium」によるシミュレーション。
ちなみに私が撮影した彗星は今回で4つ目(ラブジョイ彗星(C/2013 R1)、パンスターズ彗星(C/2011 L4)、ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)に次ぐ4つ目)です。過去記事は「彗星」のタグから見られます。
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