若草山山頂から京都方面
[写真1]
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2015/02/19 夕方の撮影。300mm相当の画角(フルサイズ換算。以下同じ)で撮影し、ノートリミング。
奈良盆地の空気がとても澄んでいたので、この日急きょ若草山に登ってみました。
で、京都方面へ目を凝らしてみると・・・なんと京都タワーらしき白い棒(笑)が肉眼で確認できます。
なんだこりゃと思ってカメラの望遠レンズで確認してみると、理由が何となくわかりました。
トリミングしてみた
[写真2]
このように、京都タワーには雲の切れ間からの日光が当たっているのに対して、背景となるべき山などは影になるなどしていたため、明暗差がいつもよりクッキリ出て、見つけやすくなっていたようです。
(私の場合、若草山に行くと普段から耳成山、生駒山、京都タワーの見え具合をチェックしていて慣れているというのもあるとは思います)
この時点ではまだ京都市内は雪か雨の影響か少し霞んでいたのですが、これから晴れてきそうな雰囲気だったので、少し待ってみることにしました。
若草山山頂から見た京都市内と山並み
[写真3]
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というわけで、凍えながら数十分待った結果がこれです(300mm相当の画角で撮影しトリミング、画像調整)。
奥の方の山々はまだ少し霞んで見えていますが、京都市内や低い山はかなりクリアに見えるようになりました。
左大文字の「大」の字も微かに見えているっぽい(もっとも、私は冬の昼間の火床が普段どのように見えるのかしりません。たまたま光の加減で大の字っぽく見えただけかも)。
(初出:雪の奈良公園界隈スナップ2015 vol.3 雪の若草山山頂からの風景・遠望 の写真10)
今年の正月に撮影した写真と比べてみると、いかに今回のコンディションが良かったかが分かりますね。
火床の場所もこの時は雪のおかげで分かりやすくなっているんですが、今回は雪が無くてもなんとか分かります。
京都タワーと伏見桃山城
[写真5]
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300mm相当の画角で撮影しトリミング、画像調整。
先ほどの写真よりもさらに少し後に撮影した写真です。盆地のクリア度は増した気がしますが、日がだいぶ傾いてきた関係で背後の地形は少し分かりにくくなった気がします。
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