薄明の空と浮見堂
写真1
[写真1]
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日没から30分ぐらい経った時に撮影。

この日は非常に空気が澄んでいて、かつ空も晴れていたので、天候不順でほとんど晴れ間のなかった夏の間には出来なかった星の撮影を久々にできそうということで、夕方ぐらいから奈良公園へと繰り出しました。

これはその時の1枚です。風も無く、水鏡も綺麗。

で、これを撮影しているときにふと南の空を見ると、明るい星が点々としていてとても賑やか。さそり座が見えているのはなんとなく分かったのですが、この日は南天を撮るつもりは無かったので下調べはしておらず、その隣の明るい星2つが何かわからない。

わからないけど綺麗だから撮っておこう、ということで撮ったのが次の写真です。

浮見堂とさそり座、火星、土星
写真2
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お堂の上に明るい星が3つ、ほぼ等間隔で並んでいますが、左からさそり座のアンタレス、火星、土星です。

先ほども書いたように、撮影中は火星と土星だとは気付きませんでした。

もうちょっと大きなサイズの画像だと、もっとたくさん星が見えるんですけどね。

写真3
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8秒×57枚(合計7分36秒)の比較明合成。

いつも書いているような気がしますが、このくらいの長さの光跡が、個人的には見栄え的に丁度いいと思います。星座の形も分かりますし。

星座線入り
写真4
[写真4]
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このように、さそり座のほぼ全部が浮見堂の上に乗っかる感じで写っていました。
(ちなみに星座線の引き方は資料によって微妙に異なるのですが、もっともメジャーと思われる形を採用しました)

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