写真1
[写真1]

今回の記事に載せた写真は、特に断りなき場合、すべて 8/23 の撮影です。

実はお盆の少し前あたりに足を痛めてしまいまして、奈良公園での撮影はこれが2週間近くぶりでした。その間にオス鹿たちに結構大きな変化が起きていました。

角がほぼ完成したオス鹿
写真2
[写真2]

見るからに先っぽが尖っていて危ないですね。

こちらもほぼ角が完成
写真3
[写真3]

あごの下から首のあたりも泥をまとって黒くなっています。本格的に発情期に入ってきたようです。

若いオス鹿
写真4
[写真4]

こちらは一人前にはちょっと時間がかかりそうな感じ。

青年のオス鹿
写真5
[写真5]

3枚目までに載せたオス鹿ほどではないですが、そこそこ立派な角になりつつあります。こちらも角袋が剥がれて角が完成するまでに、それほど時間はかからないでしょうね。完成後の角はもちろん危険。

こちらもほぼ角が完成
写真6
[写真6]

体も黒くなって、本格的な発情期に入ってきたみたいです。

こちらは・・・ん?
写真7
[写真7]

角が切られた後
写真8
[写真8]

割と最近、奈良の鹿愛護会さんの手で、完成した角が切られたようです(人間でいうところの爪を切るようなもので、切ること自体に痛みは伴わない)。

というわけで、このオス鹿に関しては角で突き刺されるということは気にしなくても大丈夫ですが、だからといって発情期の気性の荒さが軽減されるわけではないので、やはり注意は必要です。

とくに小さなお子さんをお連れの方はお気を付けを。

ちなみに写真7を見るとわかりますが、ところどころ体の毛が抜けてきているようです。発情期に入るとともに、冬毛への衣替えもそろそろ始まっているようです。

こちらも角切り後
写真9
[写真9]

口が半開きで何とも言えない愛嬌のある顔をした彼ですが・・・

この通りバッサリ
写真10
[写真10]

今のところ、今回紹介したオス鹿たちはそれほど気性が荒くなっている風ではなかったですが、それでもしばしば周囲を威嚇するような仕草(フレーメン)を行っていたので、やはりこれからの数か月は注意が必要です。

参照:発情期の行動(フレーメン) | 一般財団法人 奈良の鹿愛護会スタッフブログ

3週間ほど前
写真11
[写真11]

写真9~10の鹿くんに角があった時の姿。

このように角の間に鹿せんべい屋さんを収めてたのにね(笑)

なお、秋のオス鹿については過去に何度も記事にしているので、そちらもぜひ参照してみてください。

奈良公園の雄鹿の角のサイクル
http://naraphoto.blog.jp/archives/2302365.html
鹿スナップ集 vol.43 鹿苑の角鹿
http://naraphoto.blog.jp/archives/2303074.html
秋の雄鹿 ~ 鹿の角切り! 鹿スナップ
http://naraphoto.blog.jp/archives/2301849.html
秋の雄鹿 ~ 泥まみれ! 鹿スナップ
http://naraphoto.blog.jp/archives/2301863.html
泥纏いの儀 鹿スナップ
http://naraphoto.blog.jp/archives/2301718.html
鹿スナップ集 vol.56 秋のオス鹿2013
http://naraphoto.blog.jp/archives/2303111.html
鹿スナップ集 vol.64 秋のオス鹿2013(2)
http://naraphoto.blog.jp/archives/2303151.html
鹿スナップ集 vol.65 秋のオス鹿2013(3)
http://naraphoto.blog.jp/archives/2303178.html
鹿スナップ集 vol.66 秋のオス鹿2013(4)
http://naraphoto.blog.jp/archives/2303175.html

そろそろ決定版といえるような記事をまとめてみたいなあ。

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